オーストラリア入国に欠かせないビザの基本情報

オーストラリアに行きたい!飛行機のチケットは取得できたけれどビザはいるの?ビザの種類は?オーストラリアに渡航するには必ずビザが必要になります。ここではビザに関する基本情報をまとめました。

覚えておくべき3つのビザ

日本からオーストラリアに留学する最もポピュラーなビザは以下の3つ。観光を目的とするビザ、主にお仕事や旅行を通して海外生活を楽しみたいという方のためのワーキングホリデービザ、そして勉強することが目的の学生ビザ。どのビザも学校で勉強をすることは可能ですが、それぞれ制限があります。自分の目的に適したビザを選択することが、留学を成功させる大切なポイントです。

ワーキングホリデービザ (サブクラス417)

申請時に満18歳そして31歳未満の方で基本的に一度だけ申請できるビザ。入国日から最長12か月間の滞在が許可され、ビザの有効期間中は何回でもオーストラリアへの出入国が認められています。また同雇用主のもとで、最長6か月間のフルタイムでの就業ができ、学校で最長4か月間(17週間)修学することも認められています。ビザ有効期間中にオーストラリアの指定された地域と職種にて3か月以上就業し、全ての条件が満たされていれば、セカンドワーキングホリデービザを申請することもできます。

申請料金: AUD$450

こんな人にオススメ!
まだはっきりとした留学プランが決まっていない人。勉強だけではなく、観光やお仕事、いろいろな人との交流などを通しフレキシブルに滞在期間を楽しみたい人向けです。「海外で生活する」という状況を一番実感できるビザだといえます。しかしフレキシブルな分、しっかりと目標を立てプランを作らないと、働いてばかりいていつの間にか時間が過ぎてしまっていたなんてこともあるようです。ワーホリで有意義に過ごしたいという方は気軽にエクセルまでお問い合わせ下さい。

学生ビザ (サブクラス500)

オーストラリア滞在の主な目的は勉強という方が申請するビザです。政府に承認された学校のコースでオファーを受け取っており、ビザ有効期間中の海外留学生強制保険に加入していることが条件です。ビザの有効期間は、コースの期間や終了時期によって多少変わります。

コースの期間 ビザ承認期限
10ヶ月未満 コース終了日の1か月後
10ヶ月以上でコース終了日が1月から10月の間 コース終了日の2か月後
10ヶ月以上でコース終了日が11月から12月の間 翌年の3月15日まで

勉強することが主な目的であるため、学業成績や出席率などによりビザを取り消される可能性もあります。母国語ではない第二言語にてクラスに参加するため、授業はチャレンジングで大変ではありますが、コミュニケーション力を含めた英語力UPの効果が最も期待できるビザといえます。コース期間中も、週20時間という制限はありますが、就業することが認められており、長期ホリデー期間中は制限無くフルタイムで勤務することも可能です。そして多くの方は学校のホリデー期間中に、学校でできた友人とオーストラリア国内旅行を楽しんでいます。主な目的は勉強であっても、就業体験も観光も楽しめるところがオーストラリア学生ビザの魅力ともいえるでしょう。ビザの取得まで時間を要することが多いので、早めにプランを立てることが重要です。

申請料金:AUD$575

こんな人にオススメ!
英語力を身につけたい、専門的な分野を英語で学びたい、世界中からの留学生と共にオーストラリアの大学、大学院で勉強したい、という方は学生ビザがオススメです。州によっても特徴が違うように、それぞれの学校にも異なった長所があります。適した学校やコース選びのご相談はエクセルまでお問い合わせ下さい。

学校一覧

観光ビザ・ETA (サブクラス601)

ETA (Electronic Travel Authority)と呼ばれる短期滞在者向けのビザです。ETAは承認されてから1年間有効で、その間の出入国は自由。一回の入国に最長3か月間オーストラリア国内に滞在することが可能です。渡航目的は観光、もしくは短期出張と、カンファレンスの参加やビジネスの交渉等の理由に限られており、このビザで働くことは一切認められていません。12週間までであれば就学することが可能です。多くの場合、ETAは24時間以内に取得できるため、気軽にオーストラリアへ渡航できるというメリットがあります。

申請料金:AUD$20

詳しくは在日オーストラリア大使館よりご覧ください。

こんな人にオススメ!
日本と時差の少ないオーストラリアで気軽に英語のブラッシュアップをしたいという人、長期留学をする前に春休みや夏休みにオーストラリアで体験短期留学をしたいという人、予算が限られているので、短期集中で英語力UPを目指す人にオススメします。短期での留学プランや予算のご相談はエクセルまでお問い合わせ下さい。

※これらの情報は2018年9月時点の情報です。ビザは個々のケースによって大幅に異なります。上記の内容はご参考までにご利用下さい。

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