語学留学とは

語学学校では、英語力アップを目指しそれぞれの要望に対応したコースが揃っています。英語力と一言でいっても、日常会話を伸ばしたい方、英語の証明となる資格を示したい方など様々です。以下、オーストラリアで人気のあるコースについて簡単にまとめました。

目次

一般英語・英会話

日常生活に必要な英語の「読む・書く・聞く・話す」の4つの力を総合的に伸ばすことを目的としたコースです。コースの内容は基本的に日常生活の中で親しみのあるトピック、すぐに使える英語表現などを中心に授業が繰り広げられます。新しい単語や文法を学んでは、クラスのプロジェクトやスピーチ、アクティビティを通して実践で使用することが期待されます。

レベルはBeginner(入門)、Elementary(初級)、Pre-Intermediate(中級-下)、Intermediate(中級)、Upper-Intermediate(中級-上)、Advance(上級)の6レベルに分かれます。定期的な学内テストで常時レベルチェックが行われ、次のレベルに達していると判断されれば1つレベルアップしたクラスに移動します。このように常時クラスメイトが入れ替わるので、常に交流の輪を広げることができます。また、レベルが上がるにつれて授業内容も高度になるため、自分のレベルに合った勉強だけでなく、環境問題や時事問題などに関するスピーチやプレゼンテーションなど、常にレベルアップを図る課題に挑戦していきます。

コースへの入学は毎週月曜日で、通常およそ4週間~1年間でのお申込みが可能です。

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英語検定試験(IELTS、TOEIC、CAMBRIDGE)準備対策

それぞれの英語検定試験に合格もしくは高得点を取得するために準備対策するためのコース。検定試験に合格するという目標のもとで勉強するため、課題も多く、またクラスメイトのモチベーションも非常に高く、しっかり勉強モードのコースです。

日本で耳慣れないIELTSとはオーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドの専門学校や大学に入学するときに必要な英語のレベルをはかる検定試験です。

ケンブリッジ検定はイギリスをはじめ、オーストラリア、カナダなど多くの国の大学、様々な教育機関や企業に認められている国際レベルの英語検定試験です。TOEICが主流な日本での知名度はまだ比較的低いケンブリッジ検定ですが、何と約150ヶ国以上で実施されている最も有名と言っても過言ではない権威のある英語試験です。年に3回ある試験日の約3ヶ月前に開講され、コースの開始日は1月、3月、9月頃になります。特にケンブリッジコースで魅力的なのは、他の検定試験では対象とされていない「英語運用能力=英語による適格な意思伝達能力」が評価されるので、検定試験の準備をすることによって、英語の能力を確実に上達させることが可能となります。試験対策に参加した学生が声をそろえて、英語が大きく上達したと感動しています。 また試験の結果はその他の検定試験と違って一生涯有効というのもうれしいポイントです。

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進学準備コース(EAP)

大学や専門学校へ進学する学生がその準備をするコースで、進学先の授業で必要になるプレゼンテーションスキル、長文の速読、エッセイ・リポートの書き方などのアカデミックな英語力をつけるのが目的です。このコースを無事合格卒業することによって、大学出願資格の1つであるIELTSの受験が免除されるため、ダイレクトエントリーコースとも呼ばれます。大学進学、スタディアブロード、地元オーストラリア人の学生が中心の専門学校を目指している方は、このコースを受講することが必須といっても過言ではありません。

学校によって異なりますが、通常レベルが2から3つに分かれており、それぞれのレベルのクラスに入学するためには事前のレベルチェックテストで、クラスでの勉強についていくことができるレベルであることを確認します。

レベルの例:

EAPのレベル 各レベルへの入学基準 各レベルの卒業基準
EAP3 IELTS 5.5 / TOEFL 525 IELTS 6.0以上の大学進学レベル
EAP2 IELTS 5.0 / TOEFL 500 IELTS 5.5以上の専門学校進学レベル
EAP1 IELTS 4.5 / TOEFL 475 IELTS 5.0

定期的な学内テストで常時レベルチェックが行われ、次のレベルに達していると判断されれば1つレベルアップしたクラスに移動します。通常進学準備コースには進学に関するアドバイザーが配属されており、思うようにレベルアップできない、予定進学コース入学までに必要とされる英語力に達さない心配がある場合など、勉強や進学のカウンセリングを行います。

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専門英語コース

専門分野の英語に特化したコースです。ビジネス英語、ツーリズム英語、医療英語などがあります。

それぞれのコースに入学するには一定の英語力を有していることが条件となり、事前のアセスメントテストで入学基準を満たすかどうかチェックします。また、コースによってはその分野での資格や職業経験があることが条件となる場合もあります。

コース期間は通常4週間~12週間で、コース期間で既定のモジュールをやり終えるためコースの再履修はできません。

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英語教師養成コース

世界の急速なグローバル化に伴って、国際コミュニケーション言語としての英語の重要性が高まり、同時に英語教員についても、質の高い優秀な人材が求められています。英語教師養成コースには、子供を対象にした児童英語教師養成コース(TECSOL)と大人を対象にした英語教師養成コース(TESOL)があります。

2002年4月から日本全国の多くの公立小学校で英語教育が導入され、児童英語教師は現在ニーズの高い専門分野のひとつとなりました。児童英語の専門的な知識を身に付け、実践スキルを持ち、小学校で実施される国際理解教育を理解しているJ-Shine認定教師資格取得に人気があります。J-Shine資格取得者は英語の教員として、実際に小学校で勤務することが可能です。

《なぜオーストラリアで教師育成コース?》

多民族国家のオーストラリアでは英語圏以外の国からのたくさんの移民を受け入れてきました。その中で、英語を第一言語としない国からやってきた移民のための英語教育プログラムが開発され、発展してきました。そんな彼らに合わせた教育法のため、コミュニケーションに焦点を当てた「英語で英語を教える」という方法が根付いています。
たくさんのコース卒業生が帰国後に今最も日本の英語教育現場で求められている「コミュニカティブでアクティブ」な英語を指導できる教師として活躍しています。

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